おすすめ北欧映画5選

中々見る機会のない北欧映画ですが、意外と名作も多く北欧に行った事がない方でも北欧インテリアや北欧諸国の街並み、自然などを映画を通して楽しめます。たまには違う映画も観てみたいという方におすすめの厳選北欧映画を紹介します。

1. シンプル・シモン (I rymden finns inga känslor) / 2010
「シンプル・シモン」スウェディッシュポップ満載で描く、
アスペルガー症候群青年の爽やかムービー

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第84回アカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表に選出されたラブコメディー。他者とのコミュニケーションがうまく取れないアスペルガー症候群の青年が、自分のせいで恋人に振られた兄に新たなパートナーを見つけようと奮闘する姿を追い掛ける。メガホンを取るのは、本作で長編映画デビューを飾った新鋭アンドレアス・エーマン。主演は、ステラン・スカルスガルドの息子ビル・スカルスガルド。ハートウオーミングなストーリーもさることながら、北欧ならではのかわいらしいファッションやインテリアも見ものです。
気に触ることがあると、ロケットに見立てたドラム缶にこもって、宇宙へと飛び立つ想像にふけるアスペルガー症候群のシモン(ビル・スカルスガルド)。そんなシモンを理解する兄のサム(マルティン・ヴァルストロム)は、恋人フリーダ(ソフィ・ハミルトン)と暮らす新居に彼を迎え入れて共同生活を送ることに。しかし、遠慮せずに自分の生活ペースを事細かく守ろうとするシモンに嫌気が差したフリーダが出ていってしまう。落ち込むサムの姿に心を痛めたシモンは、彼にぴったりでパーフェクトな恋人を探し出そうとする。

2. フレンチアルプスで起きたこと (Force Majeure) / 2014
現代社会の家族における男性の役割を観察したコメディー映画

「フレンチアルプスで起きたこと」ティザーちらし

フランスのスキーリゾートにやってきたスウェーデン人家族の状況が、ある事件をきっかけに一変する様をブラックユーモアを交えて描いたドラマ。2014年・第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞するなど、各国の映画祭や映画賞で高い評価を獲得。日本では第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で「ツーリスト」のタイトルで上映されている。スマートなビジネスマンのトマス、美しい妻のエバ、そして娘のヴェラと息子のハリーは、一家そろってフレンチアルプスにスキー旅行にやってくる。しかし、昼食をとっていた最中、目の前で雪崩が発生。幸い大事には至らなかったが、その時に取ったトマスの行動が彼のまとっていた「理想的な家族の父親像」を崩壊させ、妻や子どもたちから反発や不信を買って家族はバラバラになってしまう。
フランスのスキーリゾート地にスウェーデン人一家がバカンスにやって来る。山際のテラスで昼ご飯を食べていると、突如ごう音が鳴り響き目の前の斜面で雪崩が発生。大事には至らず家族は無事だったが、夫トマス(ヨハネス・バー・クンケ)が取った行動により頼れる理想のパパ像は崩れ去り、妻と子供たちの反感を買い家族はバラバラなってしまう。

3. ストックホルムでワルツを (Monica Z) / 2013
スウェーデン国内で話題沸騰!ジャズをスウェーデン語で歌い上げた伝説の女性シンガーを描く映画

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「Walkin’ My Baby Back Home」などの名曲で知られるスウェーデン出身の世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの伝記ドラマ。5歳の娘を育てるシングルマザーでありながら、夢を信じてモダンジャズ界の歌姫となるまでを追う。メガホンを取るのは、『白昼夢に抱かれる女』のペール・フリー。実際に歌手として活躍するエッダ・マグナソンがモニカにふんし、女優デビュー作とは思えぬ圧倒的存在感を放つ。レイ・チャールズなど全編に流れるジャズナンバーに加え、1950年代から1960年代のスウェーデンを再現した美術や衣装も魅力。
スウェーデンの片田舎で、両親と5歳の娘と生活しているモニカ・ゼタールンド(エッダ・マグナソン)。シングルマザーとして育児や家事に励み、電話交換の仕事をこなしながらも、歌手としての成功を夢見てジャズクラブのステージに立っていた。そんな中、彼女の歌を耳にした評論家を通じて、ジャズの聖地ニューヨークで歌を披露するチャンスを得る。だがステージで結果を残すことができず、失意のまま帰国する。それでも夢を諦められないモニカは、英語ではなくスウェーデン語でジャズを歌おうと考え……。

4. ぼくのエリ 200歳の少女 (Låt den rätte komma in) / 2008
ストックホルム郊外を舞台にした、少年少女の淡くも脆く儚く、そして残酷な恋物語である。

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「Walkin’ My Baby Back Home」スウェーデンのスティーヴン・キングこと、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説を映画化した異色ラブストーリー。孤独な少年がバンパイアと初めての恋に落ち、戸惑いながらもその現実を受け入れていく過程を詩情豊かにつづる。本作の核となる主人公役を演じるのは、カーレ・ヘーデブラントとリーナ・レアンデションという無名の子役たち。彼らのピュアな魅力が光る、残酷だがはかなくも美しい愛の物語に圧倒される。
ストックホルム郊外で母親と暮らす12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生にいじめられていた。ある晩、彼はアパートの隣の部屋に引っ越して来たエリ(リーナ・レアンデション)という少女と出会う。同じころ、近くの街では青年が逆さづりにされてノドを切り裂かれ、血を抜き取られるという残忍な殺人事件が起きる。

5. ハロルドが笑うその日まで (Her er Harold) / 2015
世界最大の家具販売店の創業者誘拐を企む小さな家具店主の珍道中を映し出すコメディー。

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「Walkin’ My Baby Back Home」こだわり家具店の主が世界最大の家具販売店IKEA創業者の誘拐を企てる、北欧発のヒューマンドラマ。自身の店の近くにIKEAの巨大店ができたことで全てを失った男と、地位も名誉も手に入れた時代の寵児(ちょうじ)という正反対の境遇の男二人と、誘拐計画に加わる孤独な少女が織り成す道中を描く。主人公のハロルドを演じたビョルン・スンクヴィストは、ノルウェーのアカデミー賞とされるアマンダ賞で最優秀男優賞を受賞した。
品質にこだわった小さな家具店を長年支えてきたハロルド(ビョルン・スンクヴィスト)は、店の前にIKEAの北欧最大級の大型店ができたことで、自身の店をたたまざるを得なくなってしまう。さらに妻も失い、怒りに震える彼は、IKEAの創業者カンプラード(ビヨーン・グラナート)への復讐(ふくしゅう)を画策する。カンプラードを誘拐するためIKEA誕生の地エルムフルトを目指す道中、偶然出会った少女エバ(ファンニ・ケッテル)も計画に加わり……。
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ストックホルム在住。webデザイナーとして仕事しつつスウェーデン語とヴィンテージ北欧食器を扱うKiiraのネットショップを運営しています。音楽鑑賞と犬、猫、食べる事が好きです。